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ヒメマルカツオブシムシ

■目名:甲虫目
■科名:カツオブシムシ科マルカツオブシムシ亜科
■撮影日:2009年4月19日

網戸に小さな黒い点。ゴミでも付いているのかと見てみると小さな虫だった。わずか2.5mmほどの小さな虫である。
衣類や食品、ペットフード、昆虫の標本などを食い荒らすことで知られるカツオブシムシだ。
調べてみるとカツオブシムシにも色々と種類が有る。これはヒメマルカツオブシムシという種だ。
Blog_20090426
ネットで検索すると、やはり害虫防除関連のサイトがヒットする。
分布は世界各地で日本全国に分布している。食害を起こす幼虫で過ごす時期が非常に長期におよび、なんと300日から600日というから困ったものである。
成虫の寿命は約1ヶ月。4月下旬~5月頃に羽化し、晴れた温暖な日には野外を活発に飛び回り、花に集まって蜜を吸うようだ。その後、再び屋内へ侵入し衣類などに卵を産み付ける。
見事に人間の生活圏を利用して繁栄できた虫といえる。しばらくの間着ることの無かった衣類に小さな穴を開けてしまう困った存在。
しかし、繊維などを食っても栄養があるのだろうかと不思議になる。ナイロン繊維まで食害するというからこれまたビックリだ。
人間の汗や食品のカスなどの微量な有機物を餌として生きていける虫たちの根性というか適応力に、ただただ感心するばかりである・・・。

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我が家のウナギ

かれこれ3週間くらい前のこと。熱帯魚のペットショップを覗いてみた。
熱帯魚から手を引いて数年になる。今の熱帯魚事情がどうなっているのかと立ち寄っただけだったのだが・・・。
店に入るとバーゲン品がズラッと並んでいる。さほど代わり映えしていないようだ・・・。いやいや待てよ。これは何だ。細長くて透き通った魚だな・・・。それは、まさにウナギだったのです。
まだまだ子供のシラスウナギだ。全長は6cmにも満たない。値段は250円。ペットとして売っちゃって良いものなのか、少し怪しさもあったが、弟がウナギを飼っていたのを羨ましく思っていた私としては、このチャンスを逃してはならないと思ったのである。もう他の熱帯魚はどうでも良くなり気もそぞろである。
しかし、このシラスウナギは何を食べるのか。最適水温は如何ほどなのか。予備知識がなかったのでちょっと不安に陥ったが、意を決して購入してしまった。
Blog_20090425_unagi_1
あまりに小さいので殺してしまっては可哀相である。資源的にも問題になりつつあるウナギを買ったからには、ちょっと大袈裟ではあるが責任重大である。大切に育てなければ・・・。そう自分に言い聞かせて、いざ飼育開始である。
幸いにも我が家には未使用の水槽が結構有った。エアーポンプも濾過装置もヒーターだって揃っている。あとは水を作れば何とかなりそうだ。
早速、帰宅後に45cm水槽に水を入れハイポを投入。エアーポンプでブクブクさせる。普通、水作りは数日を要するが、衝動買いしてしまったので、今日中にウナギを水槽に移さなければならない。最初の関門である。
水温の急激な変化でウナギがビックリしないように、まずウナギの入ったビニール袋を水槽の水に浮かべる。1時間後、ゆっくりとウナギを水槽に放つ。元気良く泳ぐ。ずっと泳ぎっぱなしで、よくも疲れないものだと思うくらいにひたすら泳いでいた。
さあ、これからが問題の餌である。一体何を食べてくれるのか。最初はメダカ用の餌をばら蒔いてみたが見向きもされない。お次はゆで卵の黄身を崩したものを試してみたがこれも駄目。魚の切り身を包丁でたたいて細かくしたものも駄目。さあ困った・・・。色々ネットで検索してみると養殖ウナギ専用の飼料が売られていたが、そこまでしたくはない。
調べている内に色々な情報を得ることができた。日本で捕れたであろうシラスウナギなのでヒーターは入れずにいたのだが、食い気には水温がかなり影響するらしい。養殖場では30℃まで上げているところもあるとか・・・。ヒーターを入れ22℃程度に設定した。また、指向性に富むのはイトミミズとのことだった。
1週間後、ペットショップで早速イトミミズを購入。つまり、1週間以上食事をしていないことになる。これで食べてくれないとなると本当に困り果てるところである・・・。
帰宅後イトミミズを水槽に放ってみた。シラスウナギはどこかに隠れてしまったのか、なかなか出てこない。食べてくれることを祈るばかりである。
そして次の日。お腹を赤く染めたシラスウナギが泳ぎ回っていた。取り敢えず放っておいたイトミミズを食べてくれたらしい。ほっと一安心である。
その後はかなりの食欲で順調に食べ続け、動きもウナギらしくなってきた。イトミミズだけではまずいと思い、乾燥赤虫も与えてみるとこれもバクバク食う。浮いているものもまで食うくらいになった。
Blog_20090425_unagi_2
透き通っていた体も次第に色が付き始めている。全長も1cmは大きくなった。遠くマリアナ諸島から黒潮に乗り、壮大な旅をしてきたこのウナギ。成熟に5年から10年を要すると言われる。
まだまだ謎の多い不思議な魚だ。これから長い付き合いになりそうである。

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コブハクチョウの番(つがい)

コブハクチョウ
■目名:カモ目
■科名:カモ科
■撮影場所:千葉県白井市亀成川
■撮影日:2009年4月19日

今日はとても不思議というかビックリする光景に出会った。
千葉県船橋市から茨城県竜ヶ崎市に向かう木下(きおろし)街道という県道59号線を車で走っていた。
利根川に注ぐ手賀沼に通じる亀成川(千葉県白井市)という川がある。モエビやタニシなど取れないものかと訪れた。
そこで出会ったのが、大きくて真っ白な鳥。なんとハクチョウだったのです。地元の見学者たちも興味津々で見ている。
Blog_20090419_kobu
ハクチョウといえば北海道や青森など北のイメージがこびり付いていたので、私としてはビックリ仰天である。それも、番(つがい)でせっせと巣をこしらえているではありませんか・・・。
北海道などで有名なのはオオハクチョウやコハクチョウです。どうしてもそのイメージが強すぎて最初は天変地異でも起きるのでは、などと思ったほどである。
デジカメで撮影しておいたので、帰宅後よく見てみた。くちばしの付け根に黒いコブがある。オオハクチョウはその逆でくちばしの先が黒くなっている。
巣を作っていたのはヨーロッパや中央アジアを中心に生息するコブハクチョウだった。何故そんなハクチョウがここに居るのか・・・。
実は昔、飼い鳥として日本に持ち込まれ、それが野生化して日本国内でも繁殖するようになったとのこと。しかし、実際ここ千葉県で繁殖をしているのだろうか。
色々と調べてみると手賀沼には複数の番が居て実際に繁殖しているという。このハクチョウは、壮大な渡りをしなくてもその場で繁殖できる種だったのです。
環境適応力旺盛なハクチョウということだったのですね・・・。
とにかく、天変地異でも何でもなかったということです・・・。

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ミスジハエトリ

ミスジハエトリ
■門名:節足動物門
■綱名:クモ綱
■目名:クモ目
■科名:ハエトリグモ科
■撮影日:2009年3月4日

玄関先で何やら小さくてチョロチョロと動くものが・・・。「う~む、これは紛れもなくハエトリグモだな?!どれどれ?」。
去年の秋頃に家の中で見つけた「アダンソンハエトリ」とは違う模様だ。可愛らしいので捕獲。手で掴むわけにに行かないので小さいアクリルの容器で上から覆う。奴はビックリしてピョンと飛びはねケースの壁に張り付く。後は蓋をして一丁上がり。
Blog_20090405_1
頭や腹に黒っぽいラインが入り、かなり小型だ。捕獲したからには早速同定作業である。図鑑が無いので例のごとくネットで検索だ。
Blog_20090405_2
今回同定に役立ってくれたのは「虫Navi」というサイトだ。このサイトの充実ぶりにはビックリである。誰が管理しているのか非常に興味が沸いた。この充実ぶりと写真の美しさは、ただ者ではないであろう。プロに違いない。と思い、管理者のプロフィールを拝見させてもらった。
なんと、虫の専門家ではないというではありませんか。ソフトウェア会社で勤務されているようで、流石サイトのセンスは抜群だ。
掲載されている写真も各種1枚とは限らず、何枚も掲載されており、素人が同定するのにはもってこいのサイトである。感心するばかりである・・・。
さて、このハエトリですが「ミスジハエトリ」という種の♂でありました。♀の写真も掲載されていましたが、全く違った種に見えるくらい全然違うのです。
→ 虫Naviのミスジハエトリはこちら
一体全体このサイト管理者はどうやって同定にこぎ着けたのであろうか。多分かなり多くの図鑑を駆使しているのでしょう。
この「ミスジハエトリ」ですが、北海道を除く全国に生息しているそうだ。それにしても、ハエトリにも色々な種が居るんですね。
昆虫の多様性には、ただただ感心するというか、何故こんなに種類が多いのか・・・。とても不思議というほかありません。
人間は人種的には色々と存在するものの、結局は1種です。考えたら多様性というものが全くないということですよね。
多様性がこれほど充実している昆虫は、地球上での「真の覇者」かも知れませんね・・・。
今回は衝撃的なサイト「虫Navi」を知ってデジタル一眼レフカメラが欲しくなってしまいました・・・。

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