レッドチェリーはコケ好きだった
我が家には、ティランジア栽培用に水を張った大きな容器がある。ティランジアの水分補給のためである。空気が乾燥してきたらそこへドボンと浸すためだ。

その容器は、比較的窓際に置いている。当然窓から差し込む太陽の光を浴びることとなる。常に水を張りっぱなしなので、いつの間にか容器の内側にコケが生える。びっしりと張り付く緑色のコケである。見た目が汚くなるし始末するにも非常に厄介である。
ところが、この厄介物が今、大変重宝しているのであります。最近、飼っている小型淡水エビであるレッドチェリーシュリンプの大好物だったのです。
最初は興味がてらにこのコケの破片を水槽へ投入してみただけでありました。ところが、投入した途端にシュリンプたちは一目散に集まりだし、奪い合うほどの食欲で食いあさりだしたではありませんか。

これは良い。
小型淡水エビ類の専門書を読んでみると、ある人はわざわざ無農薬のほうれん草などを自分で栽培し、それを湯がいて与えているとか・・・。
八百屋さんやスーパーで買ってきた物にはとても微量ではあるが農薬が付着しているため気を付けなければならないらしいのです。この類のエビは非常に農薬に敏感であるらしいのです・・・。
それを簡単に解消できるのがこれです。
自然に生えてくるコケだからこそ完全無農薬だ。それに、本来この手のエビたちが餌として食べているものそのものである。
観賞用の水槽に生えてくるコケはとても厄介で、飼育する者にとっては、如何にこのコケを生えさせないかと日々悩み続けているはず・・・。それを敢えて他の容器に繁茂させて利用する。
ただし、エビの種類によって好き嫌いがあるようだ。
レッドチェリーシュリンプは喜んで食べてくれますがビーシュリンプは今一・・・。
しかし、これぞ偶然見つけた俺流エビ飼育の極意であります!
この偶然の発見に我ながら納得であります・・・・。
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