マクロな世界【植物編】パイナップルセージ

11月24日、佐倉市印旛沼の「ふるさと広場」の花壇に咲いておりました。
大きな口を開けて何か食べさせて!って感じです・・・・。
メキシコなど中南米に分布する低木性のサルビアです。
葉っぱを軽くこすると爽やかな甘酸っぱい香りがするため、パイナップルセージと呼ばれます。
庭植えや鉢植えのほか、葉っぱはポプリやお茶などにして楽しめ、ハーブとしての一面も持っています。
1日の日長が一定の時間より短くなるとそれに反応して花芽を付ける短日植物で、秋が深まる頃から冬が始まる時期にかけて花を咲かせます。
(「ヤサシイエンゲイ」より引用させていただきました)

20131124_painapplesage


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メディア・バイアス

昔から健康に対する人々の感心には熱いものがあった。それにしても最近の健康やダイエットブームは過熱気味である。
「○○を食べると健康になる」とか「ダイエットには○○だ!」とか「あの添加物を食べるとガンになる」等々。新聞、雑誌、テレビなどのメディアでひっきりなしに取り上げられている。
今は無き、関西テレビ制作の捏造番組「発掘!あるある大事典Ⅱ」の人気度を思い返せばその過熱ぶりは一目瞭然である。
何故あの様な捏造を行ったかは明白だ。自分の身に真っ先に降りかかる健康問題を通して、人々に多大なインパクトを与えることにより視聴率が伸ばせるからだ。
納豆ダイエットはその最たるもので、都合の良いことばかりを前面に出すことによって根拠が不確かな事項やデータの捏造が行われたのである。あの事件以来、人々は「もう騙されるものか!」と怒り狂ったに違いない。
しかし、あの様な報道が無くなった訳ではない。科学報道や番組は、とても専門性が強く、一般の人々には解らないことだらけといっても良い。専門家(研究者)に言わせると、しっかりとした根拠を明確にしないで、一部の効果を過大評価して人々にインパクトを与える報道、記事が多く目立つということだ。
最近、科学分野の新書で結構売れている本を読んだ。光文社新書の「メディア・バイス(著者:松永和紀)」という本である。
この表題「メディア・バイアス」とは、アメリカで使われている用語で「多種多様な情報の中から自分たちにとって都合の良いもの、白か黒か簡単に決めつけられるようなものだけを選び出し報道すること」である。
科学は本来、それほど単純なものではない。条件や量によって効果は色々だ。要するに白黒をつけるには、かなりのデータと科学的根拠がなければ本当の解答は出すことが出来ないのだ。いわゆるグレーゾーンが大部分である。
メディアはそれらグレーゾーンを無視して報道するものだから、極端な内容になり人々はそれを鵜呑みにする。そして騙される。という循環が出来上がってしまう。これは正しい。これは間違い。といった極端な結論だけを人々は信じてしまう。
科学的知識がないのだから騙されて当たり前といってしまえばそれでおしまいだ。これからは、個人個人が、何が正しいか何が間違いかを判断できるようなツールを持つべきである。
そのツールとして、この本の巻末で紹介されていたサイトがある。国立医薬品食品衛生研究所安全情報部主任研究員である畝山智香子さんが公開している日記形式のサイト「食品安全情報blog」である。
このサイトは、個人的な事項を書き連ねているものではなく、世界で毎日発信されている食品安全に関する情報や論文などを簡単な日本語で紹介しているものである。本文にもリンクが貼られている。英語やドイツ語などであり、私には到底読んで理解できる代物ではありませんが、ポイントを一般人にも比較的解りやすく訳してもらっているのでとても簡潔である。
メディアが発信する科学情報は、専門家がしっかり研究や実験をして学会等で発表するような論文の内容とは全く違うものだということを肝に銘じておきたいものです。

記事参考文献:「メディア・バイアス~あやしい健康情報とニセ科学~」
著者:松永和紀
発行:(株)光文社

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