統計で見る千葉の平均気温

今日は寒いとか暑いとかといった私たちの感覚はどこから発生しているのでしょうか。
日本人は日本人として、その中でも北海道は北海道として、東京は東京として、など地域によっても感覚は違うものです。
それには季節ごとの着こなしや気象条件に大きく左右されるものです。その中でも私たちの感覚に直接実感出来るのは、やはり気温でしょう。
それでは、平年よりも今日の気温はどれほどの差があるのかということを調べれば寒暖の差が分かるというもの。
テレビ等の天気予報でも、今日は平年よりも低いとか高いとかということで寒暖の差を視聴者に知らせています。
では、平年の気温はいかほどなのかということは、我々にはぱっと思い浮かぶかといえばそうではないはずです。だったら自分で調べてみようということで「気象庁」のホームページを見てみました。
この中には、意外と色々な情報が詰まっていますので、とても参考になる資料が満載されています。それらの統計情報の表を参考にグラフ化すれば、自分なりの面白い資料を作ることが出来ます。
それで、「平年並みでしょう」とか「○月上旬の気温になるでしょう」などといった天気予報の解説も理解でるもの。
私が作ったのは千葉市の月ごとの平均気温の推移です。
このグラフは、気象庁がホームページ上で公開している「気象統計情報」の検索ページより千葉市の数値を引用してエクセルで作ったものです。1971年から2000年までの月ごとの最高気温、最低気温の平均及び平均気温をグラフ化してみました。
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これで一目瞭然。今日の気温は寒いのか暖かいのかが視覚的に分かりますね。
ちなみに今日の昼間は、平年よりも寒い予報です。予報での最高気温は8℃、グラフでは9℃以上になっていますから。しかし、最低気温はほぼ同じですので、夜のエアコンやストーブの設定はいつも通りで良いかな。
そんな具合で、今回は「気温」という分野で統計をグラフ化してみましたが、それ以外にも湿度とか雨量とか日照時間とか色々な要素が表化されていますので、これらを重ね合わせることによって自分なりの面白い資料が出来ちゃったりするかもしれませんね。
色々な統計を見ることが好きな私としては、う~む、これは面白そうです。

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関東地方の雪

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朝起きて外を見てみると真っ白に雪が積もっていた。久しぶりの積雪である。関東地方に雪をもたらす仕組みをちょっと解読してみる。
大気中に含まれる水蒸気が上昇気流に乗り、上空の低温にさらされると飽和の上限に達し(湿度100%)、雲を作る。冷たいガラス窓に室内の水蒸気が結露となって生じる現象と同じである。
雪が降る仕組みには「冷たい雨」が影響している。雲粒が更に上昇すると氷晶へと成長する。更に上昇を続けると氷晶は急激に大きくなり、重力により落下を始める。このとき雪の結晶へと変化を始める。雪の結晶が合体を繰り返し大きくなってそのまま落下すれば霰(あられ)となるが、地上の温度が低ければ、雪の結晶がそのまま降り注ぐ。これが雪である。
地上付近の気温が氷点下以上の場合でも雪となる場合もある。関東で降る雪はこれが殆どである。雪となる目安は、上空1500mの気温が-6℃未満とされている。
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今日の日本の天気図を見てみると、まさに関東地方に雪が降りやすくなる典型的なものであった。冬型の典型的な天気図は、シベリア高気圧が大きく張り出し北海道付近に低気圧が位置する場合。いわゆる「西高東低」の気圧配置である。等圧線が南北に密に形成される。
ところが、本州南岸を前線を伴った湿った低気圧が通過すると、偏西風によって北からの寒気が南下して関東地方上空を覆うようになる。これは「V字型トラフ」といわれる現象である。「V字型トラフ」が関東をスッポリ覆うようになり、更に前線を伴った湿った低気圧が通過すると大雪の可能性がある。
この天気図を覚えておけば、今後の予想で雪が降るかどうかが自分でもある程度予想できる。
雪だけではなく、大雨や猛暑、台風や梅雨。色々な気象現象の天気図を頭に入れておけば、天気予報も自分なりの予想が出来る訳です。
たかが天気図、されど天気図である。天気図を見ながら自分なりに天気の予報が出来るようになれば、なかなか面白いものとなります。

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気象観察【春一番】

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今日、気象庁は「春一番」が吹いたと報告した。昨年より20日早い春一番となった。14日夕方から風が強まり、午後6時半までの最大瞬間風速は千葉市で30.2メートルを観測。帰宅途中の電車が強風のため、かなりの遅れが出ており、中は大混雑だった。「春一番」は季節のたよりであるとともに、災害予報の情報でもある。
暖冬が続いていることもあり、よほど例年と比べて早いのだろうな?と思ったが平均で2月22日ころだそうだ。驚くほど早くもなかったのが実感。
春一番は立春(大体2月4日ころ)から春分の日の間に吹く強い南よりの風だ。西日本から北陸、東日本でよく観測される。実は、北海道育ちの私にとってはなじみのない言葉だったのです・・・。
気象庁HPによると、春一番の発表の目安は、関東地方では次の通りである。
① 発表する期間は立春から春分までのあいだ
② 日本海に低気圧があること
③ 強い南寄りの風(風向は東南東から西南西まで、風速8m/s以上)が吹き
④ 気温が上昇すること

それでは、どうしてこのような天候になるのだろう?日本海で発達した低気圧が北東に進むコースを通り、この低気圧に向かって温かい南風が吹き込むような気圧配置になったときである(風は気温の高い方から低い方へ吹く)。この嵐が過ぎ去ると、急激に風向きを変え、北よりの風が強くなる。
ちなみに、私の住んでいる船橋市のアメダスの情報は次の通り
17時:気温16.1℃南南西の風
18時:気温16.4℃南南西の風
19時:気温16.2℃南南西の風
20時:気温15.6℃南西の風
21時:気温 8.3℃北の風
なるほど、これで一目瞭然。今日の最高気温は、春一番が最も強く吹きまくった18時で、21時に急激に北よりの風に吹き変わっています。週末は一気に気温が下がり、予報では最低気温3℃、最高気温11℃となっている。
この後、春二番、春三番と吹いてくれば、いよいよ本格的な春が近づいてくる。このまま行くと、今年は関東地方で雪が見られないかも知れない。東京で初雪の前に春一番が吹いたことはなく、記録的な暖冬を象徴する天候である。
このまま冬の雰囲気もなく春になってしまうのだろうか?

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気象観察「巻雲(けんうん)」

Blog_20070128
空を見ていると意外と変化の早いことに驚きます。雲の形状も次々と変化するので注意してみてみると面白いものです。
昨日は低気圧がかなり速い速度で通過していました。そこで見つけたのがこの雲です。何本ものタコの足が上に伸びているような表情でした。おすすめ本としてもリンクを貼った「楽しい気象観察図鑑」を最近購入したのでこの雲はどんな雲かを調べてみました。
この雲は「巻雲(けんうん)」で通称「すじ雲」というようです。すじ雲という言葉は一般でもよく聞くことはありましたが、色々な形があるそうで、この写真のようなものばかりではないようです。雲の見分け方はできる高さにより国際気象会議で「10種雲形」として決められたものがある。
■上層雲(5km~15km)
・巻雲(けんうん)通称「すじ雲」:粒は氷晶(小さな氷の結晶)
・巻積雲(けんせきうん)通称「うろこ雲」:粒は氷晶または水滴
・巻層雲(けんそううん)通称「うす雲」:粒は水滴
■中層雲(2km~7km)
・高積雲(こうせきうん)通称「ひつじ雲」:粒は主に水滴
・高層雲(こうそううん)通称「おぼろ雲」:粒は主に水滴
・乱層雲(らんそううん)通称「雨雲、雪雲」:粒は水滴と氷晶
■下層雲(地表~2km)
・層積雲(そうせきうん)通称「曇り雲」:粒は水滴
・層雲(そううん)通称「霧雲」:粒は水滴
・積雲(せきうん)通称「にゅうどう雲」:粒は主に水滴
・積乱雲(せきらんうん)通称「にゅうどう雲、雷雲」:粒は水滴と氷晶

これで行くと、この「すじ雲」は最も高いところで出来た雲で氷の結晶が粒だから、気象条件にもよるが、逆に考えると、冬の寒い時期に出来る雲ということが分かります。
冬の天気予報で良く耳にする、寒気を伴ったシベリア高気圧が日本に流れてくる「西高東低の筋状の雲」という言葉を良く使っていますが、なるほど、うなずけます。もし、秋とか春にこの雲が現れていたら通常よりも寒いってことですね。
空に浮かんでいる雲を見て寒いかどうかの判断もこれで出来るってことです。
雲って面白い。

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低気圧が去った後は

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2007年早々全国的に猛烈な低気圧に見舞われてしまった。釣り三昧を予定していた折角の3連休も水の泡である。
5日に帰省先から帰宅したのだが次の6日は大雨だった。7日は台風をもしのぐような暴風に見舞われ、館山周辺の海は6メートルという猛烈なうねりを伴って、沖に停泊していた外国船籍の砂利運搬船2隻が砂浜に坐礁したほどだ。北海道函館では、観光名所である赤レンガ倉庫群が高潮で水浸しになってしまったようだ。
昨年から全国的に暖冬傾向が続き、札幌もその例外ではなく雪は圧倒的に少なかった。石狩方面に初釣りに行ってきたがこれが北海道の真冬の釣りか?と思わせるほど気温が高かった。これはエルニーニョの影響らしい。長期予報だと2月まで続くとか・・・・。
さて、今年は年間を通して(というか、気が付いたときだけにしておきます)気象について観察してみようと思う。毎週のように釣行前の天気概況について気にしなければならない立場としては興味をそそられる部分である。特に空の変化は気象を観察するのには打って付けと言える。雲の種類や動きは気象に直結する。
今日1/8は成人の日である。猛烈な低気圧と風が過ぎ去って、空にある塵を綺麗さっぱり取り去っていったようだ。正に快晴である。
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ところで、「晴れ」か「曇り」かの判定方法はご存じだろうか?空全体を10とした場合、雲の占める割合が0~1ならば「快晴」、2~8なら「晴れ」、9~10で降水が無い場合が「曇り」なのです。空全体の8割が雲に覆われ、太陽が少ししか出ないときも天気予報では「晴れ」なのだそうだ・・・・。これで「天気予報がハズレているじゃないか!」と文句を言っていたら間違いってことですね・・・・。

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