ハナニラ

■綱:単子葉植物綱
■目:ユリ目
■科:ユリ科
■ハナニラ属
■撮影日:2009年3月15日
■場所:千葉県船橋市小室調整池周辺

前日の土曜日は大荒れの天候だった。打って変わって日曜日の今日は快晴である。気温も急上昇し14℃とポカポカ陽気である。いよいよ生物の活動が始まる時期となった。
寒い冬がやっと終わりを告げようとしている。桜前線も北上してきており、今月末には関東地方も開花宣言があるだろう。こんな日は外に出て太陽の暖かさを感じたくなる。
近郊の公園に出かけることにした。田んぼの畦道には予想通り「オオイヌノフグリ」「ホトケノザ」の花が元気よく咲いている。春をいち早く察知する植物だ。これらの花は以前にもブログに書いたことがある。
そんな中、可憐は花がポツポツと咲いていた。まず探し当てたのは薄紫色のもの。
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ちょっと進むと白い花を見つけた。
Blog_20090315_hananira_white
葉は細長く、表面がやや白っぽくなっておりツヤ消し状である。ニラのような葉だ。花の直径は約4cm。取り敢えずデジカメに納めた。
帰宅し早速ネットで検索する。検索は「春の花」である。色々ネットで検索するときには検索の仕方によって時間短縮が出来る。花の写真をブログやホームページに掲載している人はかなり居る。その中での掲載方法として季節毎に整理している人が殆どである。「花」と検索しても目的のものを探し当てるのはかなり困難になってしまうはずだ。だから「春の花」である。
さて、この植物の正体は「ハナニラ」だった。メキシコやアルゼンチンなどの南アメリカを原産とする帰化植物である。
ハナニラとはよく言ったもので、私が感じた「ニラのような葉」は皆が感じたことらしい。実は、葉の臭いもニラのような臭いを発するらしい。食べられるかどうかであるが、どこを検索してもあまり良い答えは書かれていなかった。しかし、花に関しては甘い芳香があった。
元々は園芸種として輸入され、現在でも園芸店では球根が売られており、かなりの人気種らしい。耐寒性に富み、数年植えっぱなしでも植え替えは必要ないという。繁殖したければその球根を分割すればよい。
花の色は写真でもお分かりの通り、白と薄紫が基本であるが園芸品種ではピンクやブルー、イエローなど色々と種類が豊富にあるようだ。
花期は3月から4月である。草丈が低いので花壇に植えると見栄えがするだろうことが想像される。
それにしても日本には帰化植物が多いと感じる。調べる度に「帰化植物」の単語が出てくるからだ。耐寒性があり繁殖力も旺盛となれば帰化するのは必然だったのだろう。
園芸品種が帰化する形態の典型的な植物だったようだ。

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ゼニゴケ

ゼニゴケ

■門:コケ植物門 
■綱:苔(たい)類
■科:ゼニゴケ科
■属:ゼニゴケ属

「何だこれは?小さな傘状の植物は?」と思い何気なくマクロモードで撮影したこの物体。
実はこれ。人家周辺半日陰の土の上に最も普通に見られるゼニゴケのある器官です。
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ゼニゴケは、日本においては北海道から九州まで全国に分布しており、ほぼ世界中にも分布を広げています。小さく緑色でグニャグニャした無数の平べったい葉が地に這うように広がった様は誰しも見たことがあると思います。茎と葉の区別が曖昧な、いわゆる葉状体が広がった姿です。
少々グロテスクな姿は、いささか人間には嫌われる存在でもあるようです。地に張り付いてなかなか除去も難しいようで・・・。
この写真は、そんないつも見慣れているゼニゴケとは大違い。傘の様なこれは何だろう?最初はこの物体が果たしてコケなのか何なのかさえ分からなかったのが正直なところでした・・・。
この物体の下には、写真でもお分かりの通り普段見慣れている枯れ果てた葉(葉状体)が有ったのでゼニゴケと予想はしましたが・・・。
実は、このゼニゴケは胞子で増えるタイプではなく精子と卵子が受精して増えるのです。ということは「雌雄異株」なのです。
精子や卵子をつくる器官を「器托」といいますが、春になると雌株の葉状体には「雌器托(しきたく)」を、雄株の葉状体には「雄器托(ゆうきたく)」を付けます。この写真は、散々調べてみた結果、まだ若い「雄器托」だったようです。
Blog_20090314_zenigoke_up
この表面からやがて生まれる精子が雨水に流されて移動し「雌器托」の裏側にある卵子に到達。受精が成立します。この一帯は雄株だった訳です。
葉状体の上には杯(盃)状の「無性芽器」ができ、その中から「無性芽」が形成され、無性的にも繁殖が可能です。繁殖方法を思う存分使った生き方をしているようです。
春といえどもまだまだ寒い時期です。そんな中でも、繁殖のためにこのコケは準備万端といったところでしょうか。
このゼニゴケに限らず、色々なコケについて真剣に調べようと思い、東海大学出版会発行の「フィールド図鑑コケ」を最近購入して準備万端。だったはずなのですが、この様な傘状のコケの写真が見当たらないのでした。これが果たしてコケなのか何なのかさえ分からなくなり混乱しました。
ヒントになったのは、この「雄器托」の下に枯れ果てたゼニゴケが有ったからです。このゼニゴケを元にネットで色々と調べてみると有ったのです。この様な若い「雄器托」の写真が・・・。フィールド図鑑にあったその「雄器托」の写真は、かなり成熟したものだったのが判明したのでした。
結局は普通に見られる様な、たかがゼニゴケだったのですが、コケの種類を同定するのがこんなに困難を極めるとは思ってもおりませんでした。ゼニコケといえども「葉状体」あり「雌器托」「雄器托」あり「無性芽器」ありと色々な器官がバラエティーに富んでいたことで悩まされる材料が多かったということしょうか。結局は単品だけ見てもなかなか分からないということでした。
観察力というか生物の生態を知るということは、こういったところから鍛えられるのでしょうね。「それを知ったからといって何の役に立つのか」と聞かれるような気がしますが・・・。
ミクロを知ればマクロが見えてくるはずです。それは大きな意味では生態系であり、はたまた地球へと繋がるものなのです!
ちょっと大げさかも知れませんが私はそう思います。

【記事参考文献】「フィールド図鑑コケ」発行所:東海大学出版会 解説・写真:井上 浩

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スナゴケ

スナゴケ
■門:コケ植物門
■綱:蘚(せん)綱
■科:キボウシゴケ科
■属:シモフリゴケ属

以前にも紹介しましたが、我が家のバルコニーに無造作に置かれたプランターはコケで覆われています。どこからかコケの胞子が飛んできて繁殖したのでしょう。
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たかがプランターの中とはいえ、その中にはよく見ると様々なコケが繁殖しています。パット見ただけでも5種類は有るようです。
その中でも一際目立って存在感のあるのはスナゴケです。一般的にはよく知られた名前のコケですが、「これがスナゴケだ」と一目見て言える方は研究者か苔マニアではない限り居ないでしょうね。コケは普段どこにでも生えていて目にしている植物ですが、しっかり目を凝らして見ることがないからでしょう。

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実は、そんなコケですが、世界中に2万4千種、日本では2千5百種類ほど分布すると考えられています。
今から4億年前の太古の昔、海から地上に上がった最初の植物なのです。恐らくはそんな昔のことでしょうから二酸化炭素の量も今の何倍も多かったことでしょう。
東京のど真ん中や南極大陸、水の中や岩の上砂の上にだって生えるコケ。なんとも、生命力旺盛というか環境適応性に優れているというか凄い植物です。
ただ、他の植物と比べれば遙かに未熟者です。葉の表面には蒸発を防ぐためのクチクラ層が無いため水分が無いと直ぐに萎んでしまいます(枯死する訳ではなく乾燥から身を守るためす)。
それに、根は一応有るものの着生する手段でしかなく養分を吸収する能力は持っていません。従って、根から水分を吸収する維管束が無く平面上に這うように繁殖します。
こう見ると、上へ上へとのびのびと太陽光を求めて伸張する他の植物と比べ、コケは競争に敗れた敗者のように思えますがとんでもない。単純な構造だからこそ過酷な条件でも生きながらえてきたのです。
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その中でもこのスナゴケは、好日性で屋外ではとても環境適応力に優れており、成長が早く日光と適度な湿り気があればよく育つコケです。その剛健さから、最近では植物の生育環境としては厳しいといわれる屋上での緑化素材としても利用されています。茎は直立し高さは2~3cm程度です。
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まだまだ、我が家のプランターには様々なコケが生えています、以前紹介したハイゴケも勿論健在。その他3種類のコケの正体を暴いてみたいのですが、なかなか同定は難しい
。色々ネットでも調べてみたのですが決め手がない。
これは図鑑を購入して調べるしかないかな・・・。

【記事参考サイト】苔園芸と苔図鑑、苔と自然の写真集 モス・プラン

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コケの話

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■ハイゴケ
門:コケ植物門
綱:蘚綱(せんこう)
科:ハイゴケ科
属:ハイゴケ属

苔は、どこにでも見られる植物である。石垣の隅っこ、神社や寺などの境内のあちこち、木の幹、ときにはアスファルト道路の裂け目などにだって生えている。とても生命力旺盛な植物である。
そんな苔が、我が家のほったらかしにしていたプランターの土の上に面白いように生えてきたのである。最近雨が多いせいか、とても緑豊かで元気が良い。
生えてきたのはハイゴケである。
苔植物は、実は分類上2つの「綱」に分かれている。苔(たい)綱と蘚(せん)綱である。その分類上の特徴はこうである。
・苔綱:平らな帯状で枝分かれしただけの、葉や茎のない構造、つまり葉状体(ようじょうたい)
・蘚綱:双子葉植物の茎と葉を小さくしたような形、つまり茎葉体(けいようたい)

この様な特徴が分類上の基準になっているので、実際には多くのコケ植物は蘚類の方が圧倒的に多いのである。コケをじっくり観察すればその特徴から解るはずだ。我が家に生えてきたハイゴケも貧弱ではあるが茎がちゃんとあるので蘚類である。
コケの同定によく使われるのは「さく」といわれる「胞子嚢(ほうしのう)」の形状である。
我が家のコケは、この「さく」が見事に散りばめられたような状況になっていた。若い「さく」と老いた「さく」が共存していたので、とても面白い観察が出来た。
若い「さく」は、緑色でふっくらしているが、成熟した「さく」は褐色になり先がぽっかりと口が開いた状態になっている。ここから胞子が放たれ子孫を次々と残すのであろう。
貧弱な植物だと思っていたが、じっくり見るとしっかりした生態を持ち合わせている。
そんなコケであるが、今、コケビジネスが非常に元気がよい。若い人達にも人気が出てきた盆栽には、コケは欠かせない装飾植物だ。コケ玉なる商品も園芸店で人気になっており、どこへ行っても販売している。更には、地球温暖化やヒートアイランド対策関連でも注目を浴びている。
木や草を屋上に植えるヒートアイランド防止対策である「屋上緑化」の代わりに、コケのパネルを敷き詰めようというのである。「あんな日当たりガンガンの屋上に敷き詰めたって直ぐに枯れちゃうだろう」などと心配になるが、コケの種類によっては日差しに強いものもあるようで、色々な種類のコケが混合されているらしいのだ。
コケは枯れたように見えても休眠状態になっているらしい。一定の湿度が戻れば再び息を吹き返す。また、胞子でも増えるので新たに植える必要がない。つまり、メインテナンスが一切不要なのである。下手な屋上緑化よりは、水やりや施肥の手間が省け遙かに良いような気がする。
植物の中でも最も原始的といわれるコケであるが、強靱な生命力で今まで生き続けてきたのだ。その生命力に人々は癒され、助けられる。たかがコケ、されどコケである!

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ヨメナ(カントウヨメナ)

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ヨメナ(カントウヨメナ)
■綱:双子葉植物綱
■目:キク目
■科:キク科
■ヨメナ属(シオン属)
■撮影日:2007年11月18日
■場所:千葉県印西市の里山
里山を歩いていると色々な花が咲いている。薄紫色の野菊が咲いていたので写真を撮ってきた。これは果たして何という菊なのだろうか?色々と調べてみたが、そっくりなものが沢山あり、これはなかなかの難題だった。
私の判定はカントウヨメナである。単にヨメナ(嫁菜)という呼び名もあるのだが、それは、本州中部以西、四国、九州に分布するようである。
多年生草本で、秋に薄紫か白い花をつける。地下茎があり、小さな群落を作るので駆除に当たっては非常に苦労するらしい。道端にごく普通の植物で、田んぼの近くのようなやや湿ったところが好きなようである。
実は昔から食用にもされていたようで、若芽を摘んでヨメナご飯、おひたしやゴマ和えなどにする。
名前の由来は嫁菜とも夜目菜とも言われる。
非常によく似た花にノコンギクというのがある。判定はなかなか難しいがヨメナの葉は厚くつやがあり、ギザギザがほとんどないのに対し、ノコンギクにはギザギザがある。また、中心の筒状花の周囲に毛の様な冠毛が有るのがノコンギクで、冠毛が無いのがヨメナである。
カントウヨメナとヨメナの区別は更に厄介で、種子が大きければヨメナ、小さければカントウヨメナだそうである。かなりの観察力がないと、この3種の判定は実に難解である・・・。

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巨樹・巨木の魅力

2006年3月5日(日)午後9時~9時52分NHK総合テレビで放映された「巨樹 生命の不思議 ~緑の魔境・和賀山塊~」は私の心に感動を与えてくれました。自然の猛威にさらされながらも自然に逆らわず淡々と生き続ける巨木に魅せられてしまったのです。
凝り性な私はそれ以来「いつか巨樹・巨木を実際に見て回りたい」との思いが募りだすのです!番組が放送されたのが、かれこれ1年以上前の冬です。再放送を見て更にその思いが強くなり、今年の春から実行に移しました。
先ずは千葉県内を回ってみようと、ネットで検索してみると、意外や意外、私みたいな凝り性な人が結構居るんです。中には全国津々浦々旅をしながらって人も居るくらいです。
そこで、私の探索の足跡を何かに残せないか?ホームページ上に載せちゃおうか?でも、あまりにもバラエティーになりすぎるし・・・。サイズもでかくなりそうだし・・・。と、色々悩んでいたが、ブログに良い機能が有ることを発見しました。アルバム機能が有るじゃないか!ブログだったら容量も十分に有るので、しばらくは大丈夫。そこで始めたのが「巨樹・巨木探訪」というアルバムです。
ところで、巨木とはどういう基準で判定されてるのか?早速「続・巨樹・巨木 渡辺典博著(山と渓谷社)」という本を購入しました。それによると、1988年に環境庁(元環境省)で全国の巨樹・巨木調査を実施するに当たって基準が定められました。
■地上130cmの位置での幹周りが300cm以上の木。
■地上130cmの位置において幹が複数に分かれている場合には、それぞれの幹周りの合計が300cm以上有り、主幹の幹周りが200cm以上のもの。
以上、環境庁発行の「日本の巨樹・巨木」による。とのことであります。
調べてみると、往々にして、この手の巨木は神社や寺などの境内や参道に多い。従って、開発の手が入らなかったところに残っているということが言えるでしょう。更に、社寺仏閣の神秘性を一層引き立たせているのは、こういった巨樹・巨木だったんだと改めて実感している次第。実際に神木として奉られているものも多い。
生命力の固まりである巨木。
木を愛する日本人に生まれて良かった。
私の巨樹・巨木探索はまだまだ始まったばかり。

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ホトケノザ

自然観察:2007年2月11日

場所:千葉県印旛郡印旛村の里山
ホトケノザ(仏の座):シソ目シソ科オドリコソウ属
花期:3月~6月 一年草あるいは越年草

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田んぼの畦道には、いち早く春がやってくるようです。水が抜かれた田んぼは、勿論乾燥していますが、近くには水路があり、程良く湿った状態になっています。そんな場所を植物たちは見逃しません。周りが冬の乾燥した寒風に吹きさらしの状態でも、ここは違います。一目見て畦道だけは景色が違います。緑が違います。
先週は、開花間もない「オオイヌノフグリ」に出会いましたが、今週は満開となっていました。その同じ場所に、紫色の花が咲いていました。何だが不思議な形です。よく見ると筒の中からウサギが顔を出しているような雰囲気にも見えます。それは、シソ科のホトケノザ(仏の座)と言われる植物でした。世界中に広く分布し、日本では北海道を除く地域に分布しています。
それにしても、「仏の座」とは、何でこんな名前なのでしょうか?花を付ける上部の葉には枝が無く、茎を抱くように密生しています。これが仏像の蓮座(はすざ・台座)に似ていることからついた名だそうです。なるほど、よく見ると花の下の葉がそんな感じんに見えます。このように、和名の由来を探るのも面白いですねぇ~。
そう言えば、春の七草に「ホトケノザ」というものが有ったはずですが・・・!?しかし、全く別物であり、本種は食用にしないようですので間違いの無いように・・・。 「アカツメクサ」のように花を抜き取りチュパチュパと味わってみると、ほんのり甘い蜜の味がするするようです。
まだ、開花間近だったようでつぼみの個体が結構目立ちました。「オオイヌノフグリ」が勢力拡大している間に、この「ホトケノザ」が準備を始めている。植物の時間的なニッチがちゃんと成り立っていることが良く分かります。
自然の微妙な隙間を狙って彼らは生きているようです。

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コハコベ

自然観察:2007年2月11日

場所:千葉県印旛郡印旛村の里山
コハコベ:ナデシコ目ナデシコ科ハコベ属
花期:3月~9月

Blog_20070211_1

今日も何気なく里山の自然観察である。そこで目に付いたのがこの小さな小さな白い花。風が強かったので、接写で手ぶれしないように息を止めながら撮影!花だけに目がいっていたので、これが後でよく見るとハコベだったのには拍子抜けである。
ある程度の湿気があるところには、そこら中に群生しているハコベである。お粥に入れて食べる春の七草の中の1つ、繁縷(はこべら)である。
【春の七草】
・芹(せり)       :セリ:セリ科
・薺(なずな)      :ぺんぺん草:アブラナ科
・御形(ごぎょう)    :母子草(ははこぐさ):キク科
・繁縷(はこべら)   :ハコベ:ナデシコ科
・仏の座(ほとけのざ):小鬼田平子(こおにたびらこ):キク科
・菘(すずな)      :カブ:アブラナ科
・蘿蔔(すずしろ)   :大根:アブラナ科

七草の数種類は知っていたものの、世間知らずの私はネットで調べて初めて全てを知りました・・・・。
鶏やインコが喜んで食べるくらいにしか気にとめていなかったハコベについても、色々とネットで調べてみた。ハコベといわれる種は無く、何種類か有ってその総称のことをハコベというようです。間違いではないにしても、そんなに種類が有るとは思ってもいなかった・・・。
代表種は「コハコベ」「ミドリハコベ」「ウシハコベ」で、それ以外にも有るようだ。それぞれの同定方法は色々あるようですが、少なくともこれはコハコベと私なりに同定。茎が紫色がかっていること。雄蕊(おしべ)の数が少ない(コハコベ:3本~5本、ミドリハコベ:8本~10本)。
越年草(1~2年草)で、生薬としても知られ、利尿作用、浄血作用があるようです。健康にも良さそうですね?!鳥も喜んで食べる訳だ・・・・。
これこそ何の変哲もない雑草であるが、調べれば調べるほど面白いものです。自己満足ですが、何だか得した気分です・・・。

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オオイヌノフグリ

自然観察:2007年2月4日(日)

■場所:千葉県印西市の里山 晴れ
■オオイヌノフグリ:ゴマノハグサ目ゴマノハグサ科クワガタソウ属
■花期:2~5月

Blog_20070204_inzai_ooinunofuguri

彼岸とは言っても、一年で最も寒くなる時期である。冬真っ盛りの里山には何か生き物の気配はあるのだろうか?ちょっとネタがあったら拾ってこよう。ということで、車で30分の印西の里山へ。
田んぼの畦道沿いに車を止め外に出る。天候は快晴だが、かなりの強風である。気温は10℃。カラッ風なので寒く感じる。流石に真冬である。カラカラに枯れ果てた植物が辺りを覆う。虫の気配もない。
デジカメを持ちながら、畦道を歩く。すると直ぐに発見したのがこの小さな花だった。こんな寒い時期なのに意外と綺麗な花が咲いているものだなぁ~、とちょっとビックリだ。
花自体は1cmにも満たないが、コバルトブルーの可愛らしい花だ。花に関しては全く予備知識が無かったので、帰宅後ネットで調べるのに苦労してしまった。多少の予備知識が有れば色々な検索が出来ますが、それが出来ないということは、いくらネットといえども苦労する・・・。
そこで見つけたのが「身近な野草」というサイト。正にサイト名のごとくの内容で、ど素人の私にも意外と簡単に検索ができ、名前を知ることが出来ました!名前が分かったら次々と検索出来る。
様々なサイトで分かったことは!?「フグリ」の意味です。何と「陰嚢」のことなんですってよ!要は「睾丸の袋」ってことです。つまり和名で書くとこうなる。「大犬の陰嚢」。もともと「イヌノフグリ」という種があってそれに「オオ」を付けただけみたいですが、それにしても、この綺麗な花の植物が何でこんな名前なの?!それは果実の形がそれに似ていることから付けられたようです。でも、何でこんな名前を付けてしまったのでしょうかね・・・・?
1890年頃に東京に帰化した帰化植物。越年草。だた、原産地は色々な見解があるようでヨーロッパやアフリカだったり、はたまたアジア西部や中近東???と、訳が分かりませんです。
最近は日本でも幅をきかせてしまっているようで、在来種(?)である「イヌノフグリ」が少なくなっているとか・・・。花の寿命は1日だけで、日が当たっている時だけ開くようです。
早春をいち早く感じさせる花です。

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アカツメクサ

blog_20050619
私の週末は、決まって田舎へ行く。
と言うか、雑踏を離れ、自然の中に身を置くのが週間になっている。
私なりのリフレッシュである。
そんな中、里山で有名な(?)印西方面へ車でドライブ。
ふと河川の土手を見回してみると、紫色のクローバーの花が沢山咲いていた。
綺麗だったので持ってきていたデジカメでパシャッ。
幼い頃は花を抜いて蜜をチュパチュパ吸ったものだ。ほのかに甘い。
で、これは本当にクローバーって名前の植物なのだろうか?と思い、ネットで検索してみた。
「植物」「クローバー」で検索してみたのであるが、あれれれ?花の色が違うじゃないの?白いよ・・・。
植物名は「シロツメクサ」クローバーともいう。これがクローバーの花なのか。だったらこの紫色の花は何なんだ?と、解説文の中に「アカツメクサ」って名前のモノがリンクしてあったのでクリック。
あ~、これこれ!これぞクローバー!・・・じゃなかったんだ・・・・。
とにかく、今まで私の中ではクローバーの花は紫色だった。
でも、これは間違いだった・・・・「アカツメクサ」だったんだ~。
それに、解説を読んでみるとこれは帰化植物だったのだ!ヨーロッパから牧草用として持ち込まれたものが野生化した植物だったのだ。
クローバーの花は「白」・・・・「白」だったのだぁ~。

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